質の良い睡眠と運動の関係

睡眠と運動にはとても深い関係があります。質の良い睡眠のためには運動は欠かせません。運動と睡眠のメカニズムなどを考えてみましょう。

 

運動をして体の細胞を休める

日中に運動をすることで体は疲れます。体の細胞は休ませることが必要となり、夜になると眠くなってくるというメカニズムがあります。つまりその日に溜まってしまった疲れを、睡眠によって回復する必要が出てくるわけです。
逆に運動不足では体の疲労がないので、休ませる必要性がありません。また頭ばかり使ってしまうと、興奮状態と同じ状態になり自律神経が乱れ、その上体は回復させる必要がないため副交感神経が優位になかなかならずに不眠となることも。そのため運動不足で頭ばかり使い、ストレスの多い人は不眠になりやすいのです。

 

激しい運動は避けるべき

理屈では激しい運動ほど疲れが強く、溜まって疲労を回復するためぐっすり眠れるはずですが、実はあまり激しい運動は逆に体を興奮状態に持っていってしまうため逆に不眠につながることも。ただし激しい運動とは「その人によって激しい運動」ということになります。
人によって運動力も筋肉量もすべて違います。そのため同じ運動でもとても辛く感じる人と、非常に楽に感じる人がいるわけです。つまり体が興奮状態になってしまうほどの運動とは、「その人にとって過激な運動」ということになります。

 

睡眠のための運動

不眠のための運動を行う場合は、適度な運動を睡眠の2〜3時間前までに終わらせるようにしましょう。またストレッチやヨガなどで筋肉をゆっくり伸ばし、ゆっくりリラックスさせるための運動であれば、睡眠の30分前でも10分程度行っても大丈夫です。
その後すぐに眠くなったら、そのまま布団に入るようにしましょう。しかしそのような運動の場合は心拍数が上がらない、ゆったりとした運動に限ります。ウオーキングなども不眠対策にはおすすめですが、その場合は睡眠の2〜3時間前には終わらせるようにすべきです。

 

睡眠のための運動は有酸素運動

睡眠をスムーズにするための運動は有酸素運動です。そのため適度な運動で呼吸を止めずに、深い呼吸を意識して行うようにしましょう。ウオーキングのような場合、呼吸はリズミカルに。ストレッチなどは筋肉を伸ばしているときにも息を止めずに、深い呼吸で行いましょう。呼吸法があまりよく分からない人は、とにかく普通に自然な呼吸を行って息を止めないこと。そして筋肉を伸ばしているときは息を吐くという意識をして行うといいでしょう。